2022年10月11日
【水窪】中学一年生地域学習
水窪中学校の1年生の地域学習に案内人かつサポーターとして同行しました。今回は地域の文化と自然を学びたい、という生徒たちの要望を受け、ルートと講師の提案をさせていただきました。
①足神神社で国の重要無形民俗文化財である西浦観音堂のまつり(西浦田楽)について、能頭(のうがしら)の守屋さんにお話しを伺う
↓
②NPO山に生きる会の案内で、青崩峠を歩きながら地域の自然や旧街道について学ぶ
という内容です。
西浦田楽は1300年続くといわれる世襲制のまつりであり、2月に屋外で夜を徹して行われるのですが、それについて生徒から「大変ではないか」という質問がありました。これに対して守屋さんは、
「とんでもない。飢饉も争いもない良い時代にまつりをできるのは、それだけで幸せなこと。そういうことを乗り越えて祖先が続けてきたまつりを、良い時代に受け継がせてもらってありがたい。」
としみじみと答えられていました。本来24軒で執り行うまつりを、形を変えずに12軒で執り行っている現在も、苦労は絶えないはずなのですが、それを微塵も感じさせない受け答えに感銘を受けました。
先生方や地域の方々の努力と気概のたまものでもあると思うのですが、こういった内容を午前中だけの時間で少人数で学ぶことができる環境は貴重だと改めて感じました。
①足神神社で国の重要無形民俗文化財である西浦観音堂のまつり(西浦田楽)について、能頭(のうがしら)の守屋さんにお話しを伺う
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②NPO山に生きる会の案内で、青崩峠を歩きながら地域の自然や旧街道について学ぶ
という内容です。
西浦田楽は1300年続くといわれる世襲制のまつりであり、2月に屋外で夜を徹して行われるのですが、それについて生徒から「大変ではないか」という質問がありました。これに対して守屋さんは、
「とんでもない。飢饉も争いもない良い時代にまつりをできるのは、それだけで幸せなこと。そういうことを乗り越えて祖先が続けてきたまつりを、良い時代に受け継がせてもらってありがたい。」
としみじみと答えられていました。本来24軒で執り行うまつりを、形を変えずに12軒で執り行っている現在も、苦労は絶えないはずなのですが、それを微塵も感じさせない受け答えに感銘を受けました。
先生方や地域の方々の努力と気概のたまものでもあると思うのですが、こういった内容を午前中だけの時間で少人数で学ぶことができる環境は貴重だと改めて感じました。
Posted by 浜松山里いきいき応援隊 at 20:17
│水窪地域