【水窪】小和田駅の最寄り集落 塩沢を訪問
水窪北西部の集落、塩沢地区を訪れました。塩沢は飯田線の小和田駅に最も近い集落です。今回は車で訪れましたが、小和田駅から徒歩40分ほどで到達することもできます。
現在水窪市街地と塩沢を結ぶ林道は通行止めで、県道1号線より佐久間と富山村を経由して行く必要があります。富山の集落を抜け、橋を渡ると大嵐駅。林道西山線へ入ります。
【大嵐駅】
林道西山線は落石が多く、通行注意です。30分ほどで林道天竜川線との交点に差し掛かります。設置されている看板には、愛知県、長野県、水窪市街という三県の地名が並び、県境の近さを感じさせます。水窪市街方面は先述の通り通行止めです。
【西山線と天竜川線の交点】
【水窪市街方面通行止めの看板】
林道天竜川線を長野県方面に進むと「ようこそ天空の里塩沢へ」と書かれた看板が見えて来ます。木々の隙間から集落の全景も姿を現し、いよいよその内部へ足を踏み入れていきます。
【塩沢手前にある看板】
【塩沢集落全景】
集落内には数軒の家があり、時々話し声が聞こえるなど、ここで生活が営まれていることを実感することが出来ました。水窪市街地からでも到達難易度の高い塩沢ですが、「水窪町」と書かれた石の標識があり、同じ町内であることが分かります。集落の北端には小和田駅への入口があります。
【塩沢に到着】
【水窪町と書かれた標識】
【小和田駅入口】
塩沢から車で5分ほど北上すると天龍村と水窪の境界です。天竜川を挟んで西側には愛知県境も存在し、まさに三県の中心にいるかのような感覚を味わうことが出来ます。
【天龍村との境界】
【天龍村側から見た水窪方面】
水窪市街地から2時間半、佐久間市街地から2時間ほど、決して行きやすい場所ではないですが、たどり着いた時の感動はひとしおです。皆さんも是非訪れてみてはどうでしょうか?
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