久留女木の棚田の稲刈り・脱穀(引佐)

浜松山里いきいき応援隊

2014年10月30日 21:44

浜松山里いきいき応援隊引佐地域担当の井上です。

4月から農作業に関わらせてもらっている久留女木の棚田も収穫時期を迎え、
稲刈り、はざかけ、脱穀まで終了しました!

この10月は台風が2回も来たり雨も多く、
天候に泣かされて例年より稲刈り時期も遅れたそうです。

台風で稲もかなり倒れてしまいましたが・・・なんとか収穫できました!

機械が入らない隅の部分は鎌で手刈りします。

手刈りした稲を束ねて、作っておいたスガイで縛ります。
これを後ほどはざにかけます。

機械が入れる所はバインダーが稲を束ねてくれます!
手刈りの大変さを知ると、文明の利器のありがたさを感じますね!
ただし雨が多くて田んぼに水がたまっていたりして機械が入れない部分も多く、
手刈りの箇所がかなり多くなってしまいました・・・

はざを組み立てて束ねた稲を干していきます。
2畝ほどの田んぼでしたが、稲刈り~はざ掛けまで約半日。

中には台風ではせっかく苦労してたてたはざかけが倒れてしまい、
また立て直すことに・・・
 
天候ばかりは人の力では何ともならないのですよね。
お天道様次第の農作業、天気予報とにらめっこの1ヶ月でした。

稲刈りから2週間、お天気が続いてやっと稲も乾いたので、
脱穀作業を行いました!
 

脱穀作業まで終えると、みなさんようやく肩の荷が下りたような・・・
ホッとした表情が印象的でした。

全ての作業ができたわけではありませんが、
様々な作業を経験させていただいた初めてのお米作り。

今年は梅雨に雨が降らなかったり、逆に夏に長雨が続いたりと、
天候もなかなか想うようにはいかないシーズンでした。

本当にお天道様次第、スケジュールはあってないようなもの、
田んぼの様子とお天気を見て作業の日を決めるのだと
地元の方が言っていたのがなんとなくわかったような気がします。

とにかく収穫したお米の味が、今から楽しみです!

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